河川名称 L川
釣行時間帯 09:00−13:00
天気 晴れ
気温 13度
水温 8度
釣果 ヤマメ 6
ヒットフライ アダムスP#13・EHC#18
年度末から野暮用が多くて釣りにいけない日が続いた。渓流釣りをしない人にはわからないだろうけれど解禁日というのは僕ら釣り人にとっては特別な日。仕事をサボっても行きたいのだけれど、年代的にも責任がついて回るわけでサボろうと思ってもそれがなかなか出来ないのだ。しかし、仕事中でも頭の中では渓流に立ってはいたのである(笑)そんなこんなで解禁日から6日目やっと福島の渓流に立つことができた。昨日までの大風ははるか彼方に行ってしまったようだ。お天気は最高の釣り日和。先行者もいないようだね。さて、ボチボチ行きますか!
川原についてみると昨年までとはちょっと違う匂いがする。いつもなら魚の匂いがプンプンしているのに何故だ?ヤマメたちの気配はイマイチ。考えていてもしょうがないのでラインを引き出しフライを流してみた。まだ出ないだろうと思って流したアダムスがちょっと沈んだ。ピックアップしたらヤマメが付いていた。始まりはこんな感じがいい(笑)深場の沈み石にヤマメが張り付いているのがわかった。ロッドで突いたら慌てて逃げた。当たり前か・・・
今日は福島の渓流解禁に敬意を表してお気に入りのバンブーロッドpara-myukiをチョイス。今年も頼むよ。遡って行くと流れが変わっていた。当然ポイントも変わっている。川の流れが変わるほどの雨は降っていなかったような気がするんだけど、僕たち人間が考えるよりも自然は過酷なのかもしれない。大きな石がいまにも転がってくるような感じでとどまっている。これもまた次の瞬間に変わってしまうんだろうな。。。
釣り上がりながら川原の土手を見るとカタクリの花。きれいに咲いている。可憐とはこのことをい言うのだろう。
これはキクザキイチゲ。カタクリさんには負けないわよ〜 と、咲いている。キクザキさんも綺麗よ。カタクリさんが喋った(ウソ)渓流釣りの楽しみは尽きない。ヤマメやイワナを釣り歩きながら野の花を愛でることも出来る。休憩をとっていたらタヌキが「コンニチワ!」と、目の前を横切っていった。そのうちクマさんにもお目にかかることがあるだろう。
昨年は右岸側を流れていたはず・・・新しい流れにはヤマメたちも困っているだろう。そんなことを思いながらフライを流すとポン!とヤマメが跳ねた。どうやら健在のようだ。ところが、何回流してもヤマメは出るけど、乗らない。フライをチェンジしてみる。EHC#18に変えた。
EHC#18に出たヤマメ。春先のヤマメはフライを追うのが苦手。少し目立って小さめのフライなら上手に咥えてくれる。エルクヘアーカディスはやっぱり凄いフライだ。
ここで繁殖した自然そのままの綺麗なヤマメ。このまま大きくなってくれよ。今回は魚体が小さいのでストマックは出来なかった。ここのヤマメは水面直下若しくは水中に興味があったようだ。まだ、底にいる魚が多い。土手から見ると岩にしがみついているヤマメが多かった。ドライに出てくれた気の早いヤマメもいたけど、もうちょっと水温が上がればベストな状態になる。瀬に出てくるのはあと一週間位だろう。以下、渓流を彩る春の花たち。
フキノトウのパラダイス。わさびも・・・どこかで作っていたものが流れてきてここで育ったんだろうね。
ヒメオドリコソウたちとツクシの親子。ほんとうに楽しそう〜。
ナズナたちと、ここでは珍しい青いキクザキイチゲ。
青い花のお花畑。一面オオイヌノフグリの花これはちょっと感動。
白い花のお花畑。タネツケバナも見事でした。 福島の渓流よ。今年も楽しませてくれよなぁ〜よろしく! 13時納竿。お疲れ様でした。
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