河川名称 h川
釣行時間帯 12:30−15:30
天気 晴れ
気温 23度
水温 13度
釣果 イワナ12 ・ヤマメ1
ヒットフライ アダムスP#13・コーチマンP#14
イワナの里はもうシーズンに入っているはず、イワナが釣りたいなぁ。そう思ったら、もうとまらない(笑) 気付いたら、車に釣り道具を放り込んでイワナの住む渓流に向かって車を走らせていた。毎年、今頃から僕のイワナの釣りが始まる。今年は雪代が少なくイワナの情報が早くから入っていたんだけど、なかなか釣りに出かけられなかった。地元の渓流の水温は18度位になっている。けど、ここの水温は13度。現在、気温23度、水の冷たさがウェーダー越しに心地よかった。静寂の中、せせらぎの音だけが聞こえてくる。この渓流が好きだ。
フライボックスにアダムスPが一本だけ。「どうしようか?」これは奥の手ということにして使わない。フライパッチにある使い古しのアダムスPにフロータントをたっぷりつけてティペットに結びました。さて、今日のイワナくんのご機嫌はどうだろうか?何回かフライを流した。イワナは出てくれるんだけれどかからない。僕のアワセが早かったのかもしれないな。ヤマメばかり釣っているとどうしてもアワセが早くなってしまう。だから、イワナを釣り始めると出るけどかからないんだと思う。アワセのタイミングさえ合えばなんとかなるはずなんですが・・・この時期には、よくあることです(汗) で、ようやくイワナくんとご対面出来ました。
石がポンポン、ポン。と、とても上手い具合に入っていてイワナにとっては最高の住処です。イワナ釣りは石を釣れと言います。こういった場所で腰を落としてロールキャストしフライをポイントに流すと、ほら、釣れました(^^)頭上は木々が覆いかぶさっていますから注意しなければなりません。ショートロッドが活躍します。使っているロッドは「Miyuki-Rod
Pare Miyuki783 06'06"#3」釣り味が最高でこんな感じの釣り場で大活躍する僕のお気に入りです。
少し上流に来たところで小さな堰堤がありました。田んぼに水を引くための取水堰だと思います。ここではイワナのライズが見られました。水面と同じ高さに目線を持っていくと、たくさんの虫が飛んでいました。ここでは3尾のイワナと遊べました。じつは、今回の釣行から自作ネットを使い始めているんですよ。このネットには紛失しても見つかるように自分の名前と電話番号入れました。渓流で見つけたら連絡してくださいね(笑)
上流になるにつれてイワナの型が良くなってきました。釣り上げられたイワナはビックリ顔。お口をあけているので、ちょっと失礼して、どんな虫を食べているのかストマックさせてもらいました。ストマック後は、即、リリース。イワナくんありがとうね。
大きいですね。カワゲラでしょうか?黒毛ばりが利くわけですね。
こうして薫風の中を釣り歩くことは、とても気持ちがいいよ。山を見れば萌えだした樹木の葉が鮮やかで素晴らしい。川の流れは澄んでいてイワナが遊んでいるのがわかります。こうして自然の中に身をおいてみると、自然の偉大さがわかりますよね。春の来ない冬はない。厳しい冬は人なんか絶対寄せ付けようとしないところなんですが、春になれば早く来いと呼んでいるみたいです。あれ?上流でまた呼んでいるようなので、もうちょっと遡ってみます(笑)
信頼のおける残り少ないアダムスPをアワセ切れでなくしてしまいました。捲いておけばよかったなと思ってもあとの祭り。ティペットを取替えて最後のアダムスPをフライボックスから取り出して結びつけました。他のフライではダメなんだよ。これがなくなったら今日の釣りはお仕舞いにしよう。イワナの型はドンドン良くなっているような気がするのだけどフライがなくてはしょうがない。
ここ、イワナの好みそうなポイントです。中央の石の下から出てきました。釣果をあげるコツ!それはポイント上にどれだけフライを長い時間浮かべておくことが出来るかだと思います。フライさえイワナに見せることが出来ればイワナはそれに応えてくれますよ。釣果があがらないのはすぐにドラッグがかかってしまうようなフライの流し方だからでしょう。僕もこれで悩みます。こういった藪沢ではロッドが十分振れません。だから、リーダー&ティペットを短くしてしまいます。するとドラッグかかりまくりです(^^;これが克服できればイワナはバンバン釣れます。
この日のMAXイワナ。窮屈なアクリルケースに入れるのが大変でした。イワナも必死なのだからしょうがないよね。イワナの写真も撮れたし、アダムスもこれで終わり、上流はまた今度ということで引き返すことにしました。本当に魚影の濃い素晴らしい渓流でした。
帰り道、下流部の堰堤上でライズを見つけました。ライズ、大きな魚体・・・フライマンならこれはほおっておけないよね(笑)静かに堰堤に下りて匍匐前進。石の影からコーチマンパラシュート#14をライズのあった辺りに流しました。バシャ!と一発!走る、走る!これはヤマメだね。慎重に、慎重にやりとり。で、大きいのか?
ネットにおさまったヤマメ。よく引くと思ったら胸鰭にスレてました(笑)とりあえずかかったんだからヨシとしましょう。でも、いいすね、このヤマメ。体高のある立派なヤマメです。惚れ惚れします。皆さんも、ライズみっけたらかならず挑戦してみましょう。(^^)
渓流の土手には春の花。春の花ってシルエットがきれいだから好きです。オオイタドリが、もうすっかり大きくなっていてところどころ渓流が見えなくなってきています。こんど来るときは渓流一面に葦が生えちゃってるだろうな。そして、どんな花が咲いているんだろうか・・・また、楽しみにしてくるよ!
イワナも釣れたし、蕨も採れました。Miyuki-Rod に自作ネット、それとワラビを持って満足、満足。15時半、納竿。
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