Megusuri Tea Information

目薬の木・茶「もろもろのお話し・・・」

自然お恵み、にがみそのまんま緑色 目薬の木・茶

長寿の森園

〒976 福島県相馬市南飯淵字木関無93

「目薬の木・茶」わが家での煎じ方、飲み方。

 初めに、気になる煎じ方、飲み方から、
  1. 先ず、ポット(魔法瓶1.5L〜2.0L)一杯分の水を、やかんにそそぎます。
  2. このやかんに、「目薬の木・茶」を、一つまみ入れ火にかけます。
  3. 沸騰後、さらに5分くらい煮立て、茶漉しでこしてポットに入れます。
 次の日、また同じく煎じるのですが、前日ポットに残ったお茶もやかんに戻し、繰り返します。

 時には、ドクダミ、ビワ、柿の葉、フサザクラ・・などとの、ブレンドもお楽しみください。


わたしと「目薬の木」とのかかわり。

 「メグスリノキ」、皆さん、おもしろい、なんとも単刀直入な名前の木だと思いませんか。

 わたしと「目薬の木」とのかかわりは、ここからなのです。1987年頃から、 当地相馬市に山を歩いたり、山野草を愛する団体があります。この中で、 「目薬の木」の事を知りました。
 和名「目薬の木」、漢名はない。カエデ属、別名「長者の木」とも言われる。薬草図鑑には「メグスリノキは福島県相馬地方の山に多い」との記載があり、「相馬の名木」にしたいと、医師の三田良二先生を会長に「目薬の木愛育会」が出来たのです。
 山を歩き、種子を拾い播種したり、若芽の挿し木などの研究等々を重ねて現在にいたっております。しかし、種子の芽出し、挿し木もなかなか思うように成功しないのです。
 今となってはおもしろい話しもあります。「目薬の木の種子は、播種して数年経たないと芽が出ない。」とか「一度、小鳥などに啄ばまれなければ、芽が出ない。」とか、まじめに考えた時もありました。
 最近になりまして、ごく少々ですが成功を見られるようになったところです。なんとか単体をふやそうと考えております。少しずつ公共の地や道路側にも植えたりしてもおります。

 長寿の森園にも、大小合わせますと何百本か植栽してありますが、小さいのは挿し木一年苗とかで、お茶として生産できます木は、まだまだ皆々様の御注文には賄いきれないのが現状でございます。

長寿の森園 監修冊子より


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